頭痛の治療・経験豊かな専門医による治療

頭痛やアレルギーは、人により状況が異なるため、きめ細やかな患者さんに合った治療が必要です。そのためには、豊かな経験と実績に裏打ちされた医療機関を受診することが必要です。

頭痛専門医大和田は、25年以上頭痛診療に携わってきており数多くの患者様を加療してまいりました。たくさんの患者さんとお話しするなかで、従来の頭痛治療では不足している部分を痛感してきました。妊娠出産に影響する薬を避けたい気持ち、眠くなる薬をやめたい気持ち、薬が飲めない時期にどうしたら良いか不安な気持ち、などなどです。不妊治療でホルモン変動が大きいときにも、頭痛は悪化します。

手探りながら、ひとつひとつ医学会で発表したり著書を上梓したり様々なメディアで情報を発信してきました。その中で、抗てんかん薬や抗うつ薬などは使わない治療を模索していきました。環境を整えることでお薬を減らせた方もたくさんいらっしゃいました。時間をかけて行う環境を整えるアドバイスは、時としてお薬に勝ります。

また、検査は最小限にして患者様の負担を減らす努力も継続してまいりました。

長い時間をかけて患者様と作り上げてきた治療方法は、現在の患者様に還元されています。そして、その経験は、未来の頭痛診療を担う若き神経内科専門医にも引き継がれつつあります。

クリニックでは、総合内科専門医・神経内科専門医による内科診療も同時に行ってきました。関節痛、めまい、しびれ、貧血やカゼ、体全体の不調を頭痛外来通院中にご相談される方も多くいらっしゃいます。患者様の異動にともなう各地の頭痛専門医へのご紹介も承ってきました。

小学館のWoman Insightに頭痛の話題が掲載されています。どうぞご参照ください。

頭痛はつらいものです。『頭痛ぐらいで・・・』と受診をためらうかもしれません。市販の頭痛薬で様子を見ているうちに、効きが悪くなり、頻発してしまうこともあります。月経時に頭が痛くなることを、生理痛と考えたりしがちです。

また、片頭痛は吐き気、嘔吐、めまい、肩こり、不眠、光や匂いへの過敏症状といった随伴症状きたします。それぞれに別個の治療をしていても、片頭痛を良くしないと治りません。逆に、片頭痛をよくすることで頭の痛み以外の体調不良が改善することをよく経験します。

「より強く効果的な薬剤」を探し求めることは、やがて壁につきあたります。頭痛は、体が発する危険信号のひとつでもあるのでゼロにすることはできません。生活環境を整え、強すぎる症状を緩和し「かわしていく」ことが大切だと考えています。

どの患者さんにも『頭痛日記』をつけていただいています。薬剤の反応や、頭痛の頻度を記録に残しながらチェックしています。 月経周期やピルの休薬期を併せて記載することで周期性を確認することができます。

頭痛日記

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Aさんの場合

Aさんは薬の組み合わせにより、数年来の頭痛の連発がわずか1週間で直りました。(画像をクリックして拡大)

Bさんの場合

Bさんは、特効薬による『ペインフリーの法則』により頭痛の頻度が激減しました。赤枠で囲った頭痛の無い日が少しずつ伸びてきている事が分かります。そして、うれしいことに連用していた解熱鎮痛薬から離脱できました。 今では、AさんもBさんも内服薬をほとんど飲まなくても、頭痛の頻度はとても少なくない体を維持しています。(画像をクリックして拡大)

目標への到達と維持

「頭痛を起こしにくい体」を取り戻すことやコンディショニングが大切です。それを上手にメインテナンスし、維持すること。特効薬を手にするだけでは十分ではありません。そのコツを体得していくことも、頭痛外来受診の目的の一つです。連日の痛み止めやエルゴタミン、トリプタン、ベンゾジアゼピン連用で加療していると薬物依存症になってしまいます。たくさんお薬をくれる医療機関は要注意です。

女性の学生、社会人、主婦、妊娠、出産、更年期などその都度のライフステージによって、片頭痛も変化していきます。その変化に寄り添う治療が必要だと考えています。

頭痛は体が痛くなる疼痛の一つまたは一部と考えています。慢性的に痛みを繰り返す疼痛治療の側面も有しています。そういった、痛みが繰り返し起きる医学的なメカニズムを理解して様々なメソッドで治療に活かすことも大切だと考えています。

月経リズムや、多忙、睡眠リズムが頭痛と強く関係していますが、NHKの番組でもご紹介しましたとおり頭痛は、天候ともあまり関係しません。

よくお伺いすると、会社の繁忙期、親御さんの介護、お子さんの事と睡眠リズム、月経の要因などが重なったりして頭痛が悪化していることがほとんどです。本当の頭痛の原因を考え、天気を気にしない考え方や身体を作っていきましょう。

2020/08/17