アレルギーの治療・秋葉原駅クリニック

アレルギーの症状

異物(アレルゲン)を体外に洗い流すためにヒスタミンが放出されて、鼻水・涙など分泌が増えたり、顔をはじめとして皮膚がむくんでかゆくなるといった症状がみられます。気管では咳・痰、消化管では腹痛・嘔吐・下痢といった症状が見られます。症状が軽いと風邪や胃腸炎と思われて見逃されていることも多いです。食物アレルギーの場合などに、アナフィラキシーといって全身に次々と症状が広がり、呼吸の苦しさや低血圧を伴ってショック状態に陥り、命を落としうる重篤な場合もあります。

アレルギーの検査

花粉やダニ、食物など、代表的なアレルゲンについては採血でアレルギー体質があるか検査することも可能です。実際のアレルギー体質の有無と、検査結果とが食い違う場合もあります。仮に検査でアレルギー体質がないという結果が出ても、症状に基づいて治療を調節することが大切です。尚、検査をしなくても症状に応じて治療を受けることができます。

アレルギーの治療

成人のアレルギーは完治することは難しいのですが、症状をコントロールして上手に付き合ってゆくことができる病気です。治療に際して重要なのは以下の3点です。
1.原因・誘因の特定と回避
2.早期治療と適切な治療薬の選択
3.全身の合併症に応じた調節
例えば花粉症が悪化すると、鼻づまりでいびきをかき眠りが浅くなり、日中の眠気や集中力低下を生じて生活に支障をきたすことが多いです。また、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目や皮膚の痒みのほかに、咳や頭痛、微熱や倦怠感などを伴うこともあります。咳はのどや胸が痒いような違和感をともなったり、声がかすれたり夜眠れなくなるなど重症になることもあります。このように、目・鼻以外にも全身の治療が必要になることがあります。

専門医に相談を

花粉症の場合でも、市販薬などで症状が落ち着かない場合には自己判断で対処せずに、信頼できるアレルギーの専門医を探して相談してみましょう。専門医ならではの特徴としては、アレルギー体質の採血結果の解釈と対処法の提案や、症状の程度や体質に応じた飲み薬・点眼・点鼻薬の工夫、治療終了のタイミングの提案といったきめ細かな微調整ができること、鼻・眼・皮膚以外にも咳や頭痛などの全身にまたがる症状を総合的に治療することができることなどがあります。
代表的な抗ヒスタミン剤だけでも10種類以上あり、抗ロイコトリエン拮抗薬や点鼻薬などと組み合わせると、治療は数千通りにのぼります。同じ治療費で個人にあったオーダーメイドの治療の提案を受けられることも専門医ならではの特色です。

当院の特色

当院では佐々木医師が東大病院での長年の治療経験に基づいて、アレルギーに関する診断・治療と、生活上の注意点の指導も行っております。飲み薬だけではなく、点眼・点鼻・塗り薬なども必要に応じて処方を受けることができます。
また、アナフィラキシーといった重篤なアレルギーの既往がある方には、エピペンの処方も行っております。舌下免疫療法については将来的に開始を検討しています(稀にですが重篤な副作用をきたしうるため、実施可能かを見極めております)。
佐々木医師は東大病院ではアレルギー・リウマチ内科に所属し、全身にわたって様々な症状を伴う免疫異常の病気(膠原病)の診断や治療も行っておりました。大和田医師、佐々木医師ともに総合内科専門医を有しているため、受診時の症状の対処だけでなく、背後に隠れた別の疾患が疑われる場合にはスクリーニング検査を行い、大学病院への紹介など連携をとった治療を受けることができます。

アレルギーと片頭痛の関係

アレルギー性片頭痛(allergic migraine)という病名があるぐらい、アレルギーと片頭痛は密接に関連しています。『花粉症と頭痛を一緒に治療しましょう』とお伝えすると、つながりが分からずびっくりされる事も多いのですが、実は体の中で両者はつながっています。花粉症で登場したヒスタミンと、片頭痛で重要なセロトニンはどちらも血管の壁に働きかけるオータコイドという物質の仲間でもあります。
花粉症、喘息、アトピーの方に片頭痛が多い事が報告されており、アレルギー性疾患の原因となるヒスタミンが片頭痛に悪影響を及ぼしていると考えられています。アレルギーの薬である抗ヒスタミン薬のシプロヘプタジン(ペリアクチン(R))や抗ロイコトリエン薬のプランルカストを頭痛の予防を期待して併用する場合もあります。

2020/04/30